バーボンってウイスキーの一種?スコッチとどう違うの?

ウイスキー好きでなくても、バーボンとかスコッチという名前はもちろんしているという人、ほとんどですよね。どっちがどっちかはわからないけど、名前だけは知っていると言う感じです。しかしウイスキーと一言で言った場合、これバーボンのことなのかスコッチのことなのか、ちょっとわからなくなってきます。

バーボンもスコッチも

バーボンにしてもスコッチにしても、ウイスキーの一種です。ウイスキーというお酒の定義は、原料となる穀物を発酵させ、蒸留した後に木樽で熟成させたものを言います。この原料の部分が、スコッチとバーボンでは違うのです。日本での場合、どちらも海外から入ってきたものですし、そのあたりで混乱してしまう人も多いはずです。まあ実際、アメリカでウイスキーと言えばバーボンですし、ヨーロッパ特にイギリスではスコッチです。このあたりを踏まえていないと、自分の思っているものと違ったウイスキーが提供されてしまうこともあるので、ちょっと注意が必要ですね。例として、アメリカの航空会社でのフライト中に、ちょっとアルコールをと思った日本人が、ウイスキーを頼んだと思ってください。当人はいつも飲み慣れていたスコッチをオーダーしたつもりだったのですが、アメリカ人のCAは当たり前のようにバーボンを持ってきたのです。ウイスキーとひとくくりにしてはいけない、と言う見本のような出来事ですね。ちなみに、ウイスキーと言ったら各国でその国独自のウイスキーがあります。日本のウイスキーも、5大ウイスキーのうちの1つなのです。

バーボンウイスキースコッチとどこが違う

5大ウイスキーの中でも、最も有名なスコッチとバーボンです。この2つの違いだけでも、把握しておきたいものですね。

スペリングが違う

英語と米語ではないですが、スコッチとバーボンの場合そのウイスキーという綴り自体がまず違っています。スコッチの場合はWhiskyですが、バーボンの場合はWhiskeyとなります。これ元々は、アイルランド系の人がアメリカンウイスキーを始めたので、アイリッシュウイスキー自体の綴りであるWhiskeyがそのまま、導入されたと言います。余談ですが、日本のウイスキーはスコッチの流れをくんでいますので、Whiskyと表示されています。

原料が違う

スコッチの場合大麦が主な原料となります。最も一般的に販売されているモルト酒は、大麦が原料なのです。これに対してバーボンは、主な原料がとうもろこしになります。半分以上がとうもろこしになりますが、残りは大麦や小麦、ライ麦などが原料になります。バーボンが苦手という人は、このとうもろこしの匂いが駄目だという人が多いようです。また昔のイギリスの小説などには、このバーボンの匂いを揶揄するような表現も見られます。

熟成期間や樽も違う

スコッチの場合、シェリー酒やワイン、ビール、などの使用済の樽を使います。すでに他のお酒での香りのついた樽を使うことによって、味わいがより芳醇になるのです。これを3年以上熟成させます。スタンダードなスコッチの場合、10年から12年の熟成期間も珍しくありません。ではバーボンはと言うと、使う樽はホワイトオークを使った樽です。この内部をバーナーで焦がして使います。独特の香りがここから生まれるのです。期間については特に定められていないのですが、大体4年位が標準です。

舌に感じる甘みの違い

原料や樽の違いによってもちろん、味にも違いが出てきます。製品によってももちろん違いますが、基本的には直接舌に甘みを感じるのはバーボンですね。スコッチの場合は、アルコールの奥底に甘みを感じるという人が多いです。原料にとうもろこしを使ってしかも、新しいオークの焦がした樽を使用するということから、この甘味が出てくるのです。

郷に入れば郷に従えという言葉通り

日本でウイスキーを楽しむ時には、幸い今の日本にはあらゆる国のウイスキーやお酒が入手できますので、お好み放題です。でも海外に出た場合は、その国のウイスキーを楽しみたいですね。イギリス、スコットランドならスコッチ、アイルランドならアイリッシュウイスキー、そしてアメリカならバーボンという具合です。これは何も、お国柄に敬意を評してとか、その国のウイスキーなら安く飲めるとかだけでなく、その国特有の風土から生まれたものだからです。バーボンなどの場合、もちろん移民がこれを最初に作ったわけですが、それでも故国と同じ原料は手に入りませんでした。完全に同じには作れなかったのですね。とうもろこしはアメリカではよく取れる穀物でしたし、なので原料として使いやすかったということもあります。加えて、アメリカの風土に合わせて出来上がってきたのが、バーボンです。アメリカで飲むならバーボンを、というのがやはり最もおすすめになりますね。

まとめ

スコッチとバーボン、同じウイスキーでも違いがあります。でもこれはその土地の風土や住む人の感覚で、段々と違いが出てくる、要は特性とか個性と言われるものです。後はお好みで、自分の舌に合うウイスキーを選んでいって下さい。

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